私、観葉植物が大好きなんです。中でもガジュマルは、大きくなったら剪定して、切った枝をまた植えて……を繰り返していたら、いつの間にか6鉢くらいに増えました。名前のわからない子もいて、どれもみんなお気に入り。
剪定してしばらく経った頃、ぷりっとした新芽(しんめ)が顔を出してくれた瞬間がたまらなく好きで。「元気に育ってくれたんだ!」って、娘と一緒に「出てきてくれたね〜」と喜ぶ時間は、私のささやかな宝物です。
だから引っ越すとなったら、当然この子たちも全部連れて行きたい。でも、ふと気づきました。「植物って、引っ越しのときどうやって運ぶの……?」と。調べてみたら知らないことだらけ。ついでに前から気になっていた「段ボールはいつもらえるの?」「タンスの中身は入れたままでいいの?」も一緒に調べたので、まとめてお伝えします。
まず知ってほしい。引っ越し業者は植物を運ばないことがある
これが一番おどろいたこと。実は、引っ越し業者は観葉植物の運搬を断ることができます。
国が定めた「標準引越運送約款」というルールで、動物や植物は運送を拒否できると決められているんです。植物は環境の変化に弱く、枯れたり傷んだりしても業者が責任を負いにくいから、というのが理由だそうです。
つまり「当然プロが運んでくれるはず」と思っていると、当日「植物はお運びできません」と言われて慌てることに。だから大切な植物は、自分で運ぶつもりで準備しておくのが安心です。大きくて重い鉢などは、植物の宅配サービスや軽貨物(赤帽など)に別で相談する方法もあります。見積もりのときに「植物は運んでもらえますか?」と一言確認しておくと確実ですね。
観葉植物を無事に運ぶコツ
自分で運ぶとき、調べて「なるほど!」と思ったポイントをまとめました。
🌿 植物を運ぶ前の準備
当日は土を乾かしておく。水がこぼれて他の荷物を濡らさないため
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鉢は段ボールや麻布で巻く。葉はポリ袋でやさしくふんわり包む
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床にレジャーシートや新聞紙。倒れないよう固定。段ボールに入れるときは上を開けて呼吸できるように
特に大事なのが「引っ越しの3日くらい前を最後の水やりにして、当日は土を乾かしておく」こと。当日に水がこぼれると、ほかの荷物まで濡れてしまいます。葉が多い子はポリ袋でふんわり包んであげると、枝折れを防げます。私のガジュマルたちも、この方法で大事に運ぼうと思っています。
段ボールはいつ・何枚もらえるの?
これも地味に気になっていた疑問。調べたところ、もらえるタイミングは見積もりの方法によって変わるそうです。
- 訪問見積もり:契約したその場で受け取れることが多い。大手は営業車に段ボールを積んでいるので、契約日からすぐ荷造りを始められる(在庫がなければ後日配送)
- 電話・ネット見積もり:自宅に郵送されるか、担当者が届けてくれることが多い
注意したいのは枚数。無料でもらえる段ボールの枚数は、人数やプランによって変わります。見積もりのときに「無料は何枚?」「足りなくなったら1枚いくら?」を確認しておくと安心です。格安プランや単身者用のボックス輸送だと、段ボールが別売り(有料)になることもあるので要チェックです。
タンス・チェストの中身(服)は入れたままでいい?
これ、私もずっと「いちいち全部出すの大変そう……入れたままじゃダメなの?」と思っていました。答えはケースバイケースでした。
- プラスチックの衣装ケース:中の服は基本そのままでOK。業者が紐かけなどをして運んでくれることが多い
- 木製のタンス:大きさ・中身の重さ・建物の条件(階段など)・距離によって「そのまま」か「出して」かが変わる。中身を入れたまま重い状態で運ぶと、タンスが歪む原因になることも
- 壊れやすいもの(ガラス製品・陶器・電子機器など):入っていたら必ず取り出して、別で梱包する。運搬中の振動で割れるリスクがあるため
結論としては、見積もりのときに「タンスの中身はどうすればいいですか?」と業者に相談するのが確実です。「プラスチックケースの服はそのまま、重い木製タンスは要相談」を目安に考えておくといいですね。中身をそのまま運べれば、新居での荷ほどきもグッと楽になります。
新居に着いたら。植物は「少しずつ」環境に慣らす
無事に運び終えても、もうひと安心はまだ早いんです。観葉植物は急な環境の変化にとても弱いから、新居での最初の数週間が肝心だと知りました。
特に気をつけたいのが日当たり。運搬中はずっと暗い箱や車の中にいたので、いきなり強い直射日光に当てると「葉焼け」を起こしてしまうそうです。新居ではまず明るい日陰のような場所に置いて、少しずつ光に慣らしてあげるのが良いとのこと。植え替えも、環境に慣れるまではしばらく控えたほうが無難だそうです。水やりは、土の乾き具合と葉の様子を見ながら判断します。
そしてここが、私が一番ほっとした情報。引っ越し直後に葉が少し落ちても、慌てなくて大丈夫なことが多いそうです。環境が変わると、植物が一時的に葉を落として体力を温存することがあるからなんですね。
これ、秋冬に葉が落ちて「枯れちゃうのかな」と心配した経験と重なりました。あのときも、春に暖かくなったら、ぷりっぷりの新芽ちゃんがちゃんと出てきてくれた。だから新しいお部屋でも、焦らず見守ってあげれば、きっとまた元気な姿を見せてくれるはず。そう思えたら、引っ越しの不安が少しやわらぎました。
大好きなものを、新しい家へ連れていくために
調べてみて思ったのは、引っ越しって「ただ荷物を移す作業」じゃなくて、大切なものを次の暮らしへ連れていく準備なんだな、ということでした。
植物は3日前に水やりを止めて、自分の手で運ぶ。段ボールは見積もりのときに枚数を確認する。タンスの中身は業者に相談する。——どれもちょっとしたひと手間ですが、知っているだけで、当日の「どうしよう!」が一つずつ消えていきます。
新しいお部屋でも、また新芽ちゃんが顔を出してくれる日を、娘と一緒に楽しみに待ちたいなと思います。あなたの大切なものも、どうか無事に新しい暮らしへ。準備のひとつとして、この記事が役に立てばうれしいです🌿
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