引っ越しの準備は何から?繁忙期・荷造りの順番・前日にやること

暮らしと住まい

娘と二人で暮らすお部屋を探している今、ひとつ気づいたことがあります。それは、私が「引っ越しそのもの」について、驚くほど何も知らないということでした。

以前、引っ越しの訪問見積もりをお願いしたことはあります。でも、繁忙期がいつなのか、当日どのくらい時間がかかるのか、荷造りはどんな順番で進めればいいのか——いざ自分一人で全部やるとなると、知らないことだらけ。

そこで今回は、私自身が「これから引っ越す側」として、不安を減らすために調べたことをまとめました。同じように「一人で引っ越しを乗り切る」あなたの下調べに、少しでも役立てばうれしいです。

まず大事なのは「いつ引っ越すか」。繁忙期は3〜4月

調べていて一番おどろいたのが、時期によって料金が2〜3倍も変わるということでした。

引っ越しの繁忙期は、進学・就職・転勤が重なる3月〜4月。引越し侍などの相場情報によると、2026年の最繁忙期は3月14日〜4月5日あたりとされています。この時期は単身でも料金がぐっと上がり、閑散期なら6〜7万円台のところが、3月には10〜14万円台まで跳ね上がることもあるそうです。

逆に、料金が落ち着く閑散期は5〜8月と11〜2月。日程を自分で選べるなら、この時期を狙うだけで費用を大きく抑えられます。私の引っ越しはまだ先なので、「どうせなら高い時期は避けよう」と、今からカレンダーを意識するようになりました。

平日と土日でも料金は変わる

さらに、同じ月の中でも土日祝は依頼が集中して料金が高くなりやすく、平日のほうが安い傾向があるそうです。仕事や学校の都合で土日にしたくなりますが、有給を一日使ってでも平日に引っ越したほうが、トータルで見ると得をするケースもあるんですね。

「繁忙期を避ける × 平日を選ぶ」。この2つを意識するだけで、かなり違ってくるようです。

当日って何時間かかるの?どこまでやってくれる?

これも私が知らなかったこと。当日の作業時間の目安は、調べたところこのくらいでした。

  • 単身(荷物少なめ):搬出・搬入それぞれ30〜60分程度
  • 二人以上の家族:搬入・搬出あわせて70〜150分が目安

もちろん、荷物の量・部屋の階数・エレベーターの有無で変わります。娘と二人分だと、半日くらいは見ておいたほうが安心かなと思いました。

そして気になっていた「どこまでやってくれるの?」という疑問。大型家具(ベッド・冷蔵庫・洗濯機など)の運び込みと設置は、基本的にやってくれます。大きい家具は後から動かしにくいので、先に配置してもらうのがコツだそうです。

ただし注意したいのが「開梱(荷ほどき)」。段ボールから物を出して棚にしまう作業まで頼みたい場合は、「フルコース」「おまかせパック」など上位のプランが必要で、基本プランだと荷ほどきは自分でやるのが一般的です。プランの名前や中身は業者ごとに違うので、見積もりのときに「どこまでやってくれますか?」と確認するのが大事だと感じました。

荷造りはいつから?順番が大事だった

荷造りも、ただ箱に詰めればいいわけではなくて、順番があるんですね。

目安としては、1か月前から不用品の処分を始めて、2週間前から本格的な荷造りにとりかかるのが理想とされています。そして詰める順番は、

「使う頻度の低いもの → 高いもの」

📦 荷造りはこの順番で

① まず詰める(早めにOK)
使う頻度の低いもの
オフシーズンの服・来客用の食器・本・思い出の品

② 次に詰める
たまに使うもの
書類・ストック品・季節の家電

③ 最後に詰める(前日〜当日)
毎日使うもの
キッチン用品・洗面用具・着替え

直前まで普段どおり暮らせて、新居でも「すぐ使う箱」から開けられます

シーズンオフの服、来客用の食器、本や思い出の品など「当分使わないもの」から箱に詰めて、毎日使うもの(キッチン用品・洗面用具・着替え)は最後に詰める。こうすると、引っ越し直前まで普通に生活できて、新居でも「すぐ使うものの箱」からあけられるので、バタバタしにくいそうです。

箱に「リビング・本」「キッチン・毎日使う」など中身と置き場所を書いておくと、運び込みも荷ほどきもグッと楽になるとのこと。これは私もやろうと決めました。

前日にやることは決まっている

当日あわてないために、前日までに済ませておくべきことも調べました。特に大事なのが冷蔵庫と洗濯機の「水抜き」です。

  • 冷蔵庫:前日までに中身を空にして、電源を抜いて霜取り・水抜きをしておく(運搬中の水漏れを防ぐため)
  • 洗濯機:給水・排水ホースの中の水を抜いておく(残っていると水漏れやカビの原因に)

そして当日の朝は、貴重品・スマホの充電器・鍵・すぐ必要なもの一式を「手持ちバッグ」にまとめておく。紙やスマホのメモに「当日朝やることリスト」を書き出しておくと、バタバタの中でも落ち着いて動けるそうです。一人で全部仕切ると思うと、こういう小さな準備が心強いなと思います。

「一括見積もり」って実際どうなの?

引っ越し費用を抑える定番として「一括見積もりサイト」がよく紹介されています。複数の業者から一度にまとめて見積もりが取れるので、自分では見つけられなかった良心的な業者に出会えたり、相見積もりで料金が下がりやすいのが大きなメリットです。

ただ、正直に書くと注意点もあります。それは登録した直後から、業者の営業電話がたくさんかかってくること。多いと10〜20社から連絡が来ることもあるそうで、「後悔した」という口コミも見かけました。

対策としては、申し込みの備考欄に「連絡はメール希望」「電話は◯時〜◯時のみ」とはっきり書いておくこと。また、依頼する業者を自分で選べるサイトを使えば、かかってくる電話も限られます。仕組みを知ったうえで上手に使えば、心強い味方になりそうです。(私も実際に引っ越すときに使ってみて、正直なレビューをまた書きますね。)

スレッズで見た「アート引越センター」を調べてみた

最後に、SNS(スレッズ)で「アート引越センターが良いらしい」「段ボールを回収してくれて、1年以内の家具移動が無料」という投稿を見かけたので、本当なのか公式サイトで確認してみました。結果がこちらです。

  • ◎「1年以内の家具移動が1回無料」→ 本当でした。引っ越しから1年以内なら、1回に限り家具の移動を無料でお願いできると公式に明記されています。模様替えしたくなったとき、大型家具を一人で動かさずに済むのはありがたいですね。
  • △「段ボール回収が無料」→ ここは少し誤解がありそう。公式では、使い終わった段ボールの回収は1回3,000円(税込)の有料サービスで、引っ越し後3か月以内が目安とされています。無料なのは「足りなくなった段ボールの追加提供」のほう。混同されやすいポイントなので、利用前に確認しておくと安心です。

SNSの情報はとても参考になりますが、お金がからむことは必ず公式で裏を取る——これは私が記事を書くときに一番大事にしていることです。気になるサービスがあれば、申し込み前に各社の公式ページや見積もり時に直接確認してみてくださいね。

知らないことは、早めに調べておけば怖くない

調べてみて改めて思ったのは、「引っ越しは、知っているかどうかで損得も気持ちのゆとりも全然違う」ということでした。

繁忙期を避けて平日を選ぶ。荷造りは使わないものから。前日に水抜き。電話対策をしてから一括見積もり。サービスは公式で確認する。——どれも、知ってさえいれば誰でもできる小さなことばかりです。

一人で全部決めて、全部やる。不安がないと言えば嘘になります。でも、こうしてひとつずつ調べて準備していけば、きっと大丈夫。私もまだ準備の入り口に立ったばかりですが、また分かったことがあれば、この場所で正直にお伝えしていきますね。

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