「離婚したあと、どうやって生きていけばいいんだろう」
そう思っていたのが、少し前のことです。
当時の私は、不安と疲れで頭がいっぱい。毎日がとにかく「こなすこと」で精一杯で、「よし、今日も生き延びた」という感覚で夜を迎えていました。
今、こうしてブログを書いている私は、あの頃より少し、ずっと、落ち着いています。完璧な生活ではないし、まだ不安なこともたくさんある。それでも確実に、昨日よりちょっとだけ良くなっている——。
今日は、そう感じられるようになった理由を、正直にお話ししたいと思います。シングルママになって「やって本当に良かった」と思う5つのことです。同じところで立ち止まっている方に、「これならできそう」がひとつでも見つかったら嬉しいです。
① 固定費を見直したら、世界が変わった
「節約しなきゃ」とは思っていたけれど、最初はどこから手をつけていいかわかりませんでした。
一番最初に着手したのが、スマホ代と保険でした。
ドコモ歴24年だった私が、思い切ってアハモに乗り換えたら……スマホ代は年間で約10万円の節約に。毎月同じように引き落とされているお金でも、「見直す」という一歩を踏み出せば変わるんだと、初めて実感しました。
保険も、内容を一つずつ確かめて、本当に必要なものだけに整理しました。固定費のいいところは、一度見直せば、そのあとは何もしなくても毎月ずっと効いてくれること。がんばり続ける必要がないんです。
節約って、ガマンじゃなくて「仕組みを変える」ことなんですよね。
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② FP3級に独学で合格——「知識はお守り」になった
「お金のことをだれかに任せていた自分」から変わりたくて、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の勉強を始めました。
最初は「難しそう……」と尻込みしていたけれど、勉強してみると面白い。税金のこと、保険のこと、NISAやiDeCoのこと——知らないままでいたら、何十万も損していたかもしれないことだらけでした。
私の勉強法は、市販のテキストと、スマホのアプリと、通勤中のYouTube。特別なことは何もしていない独学スタイルでしたが、それでも合格までたどり着けました。
シングルマザーになると、お金の決断をすべて一人でしなければいけません。その怖さが、私を勉強に駆り立てました。「知識はお守り」。今、本当にそう思っています。
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③ 転職エージェントに「正直に」全部話した
40代、子あり、ブランクあり……。転職市場では不利といわれる条件が重なっていました。実際、応募してもお断りの連絡が続いて、心が折れそうになった時期もあります。
それでも、一人で求人サイトをひたすら眺めているより、エージェントに「私の事情」を全部話したほうが、話は早かったです。
dodaの担当者さんは、私のキャリアを汲み取って、年収の交渉まで一緒に進めてくれました。私がやったのは、今の年収を正直に伝えて、「これぐらいあったらいいな」という希望の金額も、はっきり伝えたこと。結果、その希望どおりの条件で採用が決まりました。担当者さんの力も、ご縁も、大きかったと思います。
正直に書くと、転職1年目は入社の時期の関係でボーナスが満額ではなくて、そこは少しさみしいところでした。それでも、有休とは別のお休みの制度があったり、在宅勤務という選択肢ができたり、働く環境は明らかに良くなりました。転職して良かったと、心から思っています。
「条件を妥協しなくていいんだ」と気づけたのは、正直に相談したからこそでした。
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④ 娘との「小さな旅」を諦めなかった——思い出の配当金
お金も時間も余裕がない中で、それでも娘と旅行に行くと決めました。
「余裕ができてから」を待っていたら、たぶん一生行けない。それに、娘が「小学生の今」は、一度しかないんです。
初めての親子二人旅は、飛行機に乗って大分へ。空港でドキドキしながら搭乗を待った時間ごと、今では大切な思い出です。出雲大社にも、ご挨拶に行きました。縁結びの神様に手を合わせてから、私の人生は少しずつ良い方へ動き出した気がしています。参道の白い鳥居が工事中だったので、「工事が終わったら、また来ようね」と娘と約束しています。
子どもは大きくなるにつれて、一緒のお出かけや旅行には行きたがらなくなる、と聞きます。だからこそ、今を一緒に楽しんで、「思い出の配当金」を増やしていく。お金の配当金とちがって、思い出は使っても減りません。むしろ、時間がたつほど価値が増えていく気がします。
「お金がなくても、最高の思い出は作れる」と、娘が教えてくれました。
⑤ 「発信すること」を始めた——このブログです
正直に言うと、最初はためらいました。だれかに読まれるかわからない。恥ずかしい。何を書けばいいかわからない。
それでも始めてみて気づいたのは、書くことで自分の気持ちが整理されて、記録として残せるということ。書きながら過去の自分を振り返ると、「あのときの私、けっこう頑張ってたな」と思えることも増えました。
そして、同じような状況にいるだれかに届いたら——その気持ちが、今の私を前に進めてくれる一番の原動力になっています。
5つの土台にあるもの——「自分で決める」自由
あらためて5つを並べてみて、気づいたことがあります。固定費も、勉強も、転職も、旅も、ブログも——ぜんぶ、自分で決めて、自分で動いたことなんです。
今の暮らしでは、何かを決めるとき、自分の心に聞いて、自分で自由に決められます。この自由が、私には何よりのアップデートでした。
もちろん、自由には責任もついてきます。決めた結果は、ぜんぶ自分が引き受ける。でも、自分で選んだ道なら、大変なことがあっても「自分で決めたんだから」と踏ん張れる。その積み重ねが、少しずつ自信になっていきました。
まとめ:最後に残るのは、思い出
- 固定費の見直しは「ガマン」ではなく「仕組みを変える」こと
- お金の知識はお守り。FP3級は独学でも届く
- 転職は、正直に相談するのが近道だった
- 「余裕ができてから」を待たずに、今の思い出を作る
- 発信は、自分の気持ちの整理にもなる
シングルマザーになって大変なことは、今もたくさんあります。それでも、1日1日、子どもだけじゃなく、私自身も成長している。今しか体験できないことを、「今ここ」で大切にする。それが私には一番なんだと、ようやく気づきました。
最後に残るのは、思い出なのかなと思います。完璧なシングルマザーじゃなくていい。全部うまくやらなくていい。ただ、ちょっとずつ、自分の人生をアップデートしていけばいい。
このブログが、そのちょっとのヒントになれたら嬉しいです。
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