引っ越しを機に、風水と観葉植物を調べるようになりました
わが家には、観葉植物がいくつもあります。いちばん多いのはガジュマルで、大きくなったら枝を剪定して、切った枝をまた植えて……をくり返していたら、気づけば6鉢ほどに増えていました。ほかにもパキラや、名前がよくわからない子もいます。私はラッキーカラーが緑なこともあって、植物を眺めているとそれだけで気持ちが落ち着くんです。
そんな私が「風水」をちゃんと調べるようになったのは、お部屋を探し始めてからでした。せっかく家具や玄関マット、カーテンの色を選ぶなら、どうせなら運気が下がるより上がる置き方がいいな、と思ったんです。調べてみると、これがなかなか奥が深くて。
この記事では、観葉植物について私が調べたことを、①そもそもどんな効果があるの?(風水だけじゃなく心理的な効果も)②葉の形と置き場所の関係 ③場所別に「結局どの植物がいいの?」 ④枯らさず育てるコツの順にまとめました。私自身の失敗談や実体験も交えています。「こうすれば必ず幸運になる」という話ではなく、暮らしていて気持ちが整う・気分がいい、そんな楽しみ方として読んでもらえたら嬉しいです。
そもそも、観葉植物を置くとどんな良いことがあるの?
「なんとなく良さそう」で置いている観葉植物ですが、調べてみると、効果は大きく3つの面から語られていました。
① 風水の面:場の「気」を整える
風水では、観葉植物には場の気を整えたり、悪い気をやわらげたりする働きがあるとされています。緑があるだけで部屋の空気がやわらぐ感じ、わかる方も多いのではないでしょうか。
② 心理の面:これが意外としっかりしていて驚きました
個人的にいちばん「へぇ!」と思ったのが、心理面の効果です。風水は「信じる・信じない」がありますが、こちらは実験で確かめられている話なんです。
- 植物を眺めると、脳からアルファ波(リラックスしているときの脳波)が出やすくなり、血圧や心拍数が落ち着くと報告されています
- ある研究では、机に観葉植物があるとストレスホルモン(コルチゾール)の増え方が抑えられたという結果も。植物のある机では増加が75%にとどまったのに対し、何もない机では230%も増えたそうです
- 視界に占める緑の割合(緑視率)が高い環境ほど、ストレスが低くリラックスできる、という大学の研究もあります
植物を見て「ほっとする」のは気のせいではなく、ちゃんと体が反応していたんですね。
ただし、おもしろい注意点もありました。「多ければ多いほど良い」わけではないそうで、海外の研究では植物が多すぎる環境ではかえってストレスが増えた、という報告もあるんです。何ごとも“ちょうどいい量”が大事、ということなのかもしれません。
③ 空気の面:「NASAの研究」は有名だけど…正直なところ
観葉植物には空気をきれいにする効果がある、という話を聞いたことはありませんか?これは1989年にNASA(アメリカ航空宇宙局)が行った、室内の有害物質を植物が吸収するという研究が有名です。
ただ、ここは正直にお伝えしておきます。あの研究は密閉した実験箱の中での結果で、実際のお部屋のような広さ・換気のある空間で同じ効果を出すには、かなりの数の植物が必要になるとも言われています。「観葉植物を置けば空気清浄機いらず」とまでは期待しすぎないほうがよさそうです。あくまで“気持ちのいいおまけ”くらいに考えておくのがちょうどいいと私は思いました。
葉の形で「向く場所」が変わると言われています
置き場所を考えるうえで、いちばんの目安になるのが「葉の形」です。風水では、葉の形で気の性質が変わると考えられているそうです。
- 丸い葉……気を穏やかにする。リラックスしたい場所(リビング・寝室)に向く
- 上向き・尖った葉……鋭い気で邪気を払うとされ、玄関や水回りの「魔除け」に向く
- 下向きに垂れる葉……気を落ち着かせるとされ、気の流れが速い場所をやわらげる
「尖った葉は人がくつろぐ場所のそばは避ける」とよく言われますが、同じ尖った葉でも“玄関やトイレなら邪気を払ってくれる”という見方もあります。つまり、葉の形と場所は“相性”で考えるとわかりやすいんです。
【場所別】結局どの植物がいいの?名前と特徴つきでまとめました
「サンスベリアがいい」と言われても、名前だけだとピンとこないですよね。私もそうでした。そこで、場所別のおすすめを植物の名前・葉の特徴・育てやすさとセットで表にまとめました。

① サンスベリア……上向きの尖った葉(玄関の邪気払い)
② モンステラ……大きく切れ込みのある葉(リビング・寝室)
③ ガジュマル……ぷっくり幹に小さな丸い葉(リビング・日当たり)
④ パキラ……手のひらを広げたような葉(リビング・玄関)
⑤ ポトス……ハート型の丸い葉・つる性(トイレ・寝室)
🚪 玄関:サンスベリア(上向きの尖った葉)
玄関は「気の入り口」として風水でとても大切な場所。ここには、剣のように上向きでピンと尖った葉のサンスベリアが定番です。鋭い葉が外から入る邪気を払ってくれるとされ、空気をきれいにする働きでも人気。乾燥に強く水やりも少なくて済むので、世話の面でも置きやすい植物です。
🛋️ リビング:モンステラ・パキラ・ガジュマル(大きく丸い葉)
リビングは家の中心で、家族運に関わる場所とされています。ここには大きく丸みのある葉が向くと言われ、切れ込みのある大きな葉のモンステラは金運・家庭運の面でも人気。手のひらのような葉のパキラ、丸い葉のガジュマルも相性がいいです。我が家のガジュマルたちも、よく日の入るリビング側に置いています。
🛏️ 寝室:モンステラ・ポトス(丸い葉・垂れる葉)
寝室は、寝ている間に運気を取り込む大事な場所と考えられているそう。ここでは尖った葉やトゲのある植物は避けて、気を鎮めてくれるモンステラや、つるが垂れるポトスのような丸い葉のものがよいとされています。ベッドからは少し離して、部屋の角に置くのがおすすめだそうです。
🚽 トイレ:ポトス・サンスベリア(日陰に強い)
トイレは悪い気がたまりやすい場所と言われます。窓がなく日が入りにくいことも多いので、ここは日陰に強い植物が現実的。丈夫で日陰でも育つポトスが定番で、邪気払いのサンスベリアも水回りと相性がいいとされています。風水だけでなく「枯れにくさ」で選ぶのが、トイレでは特に大事だと思います。
枯らさず育てるコツ:我が家のガジュマルの場合
置き場所を風水で決めても、その場所がその植物にとって育ちやすい環境かはまた別の話。せっかく置いても枯れてしまっては元も子もありません。ここは私の実体験から。
うちのガジュマルが6鉢まで増やせたのには、ちょっとしたコツがあります。
- ガジュマルは日光が大好き。だから日当たりのいい場所に置いています
- 葉っぱにも霧吹きで水をあげる(葉水)。土だけでなく葉からも乾燥を防いであげると元気です
- たまにベランダに出して日光浴。室内だけより、ぐっと生き生きします
風水で「この場所がいい」とされていても、日光が好きな子を日の当たらない場所に置けば弱ってしまいます。「風水のおすすめ」と「その植物の性格(日向が好き・日陰に強い)」の両方を見て決めるのが、枯らさないいちばんのコツだと感じています。日陰のトイレにはポトス、日当たりのいい場所にはガジュマル、という具合ですね。
トイレの盛り塩、岩塩(固まった塩)でもいいの?
風水といえば、私は盛り塩もやっていた時期があります。玄関の左右、洗面所、トイレ、キッチンにそれぞれ置いていました。
でも、これがけっこう大変で。盛り塩は3日〜1週間くらいで取り替えるのが基本らしく、特に暑い季節は塩が湿気を吸って水分が出てきてしまうんです。そのお手入れに少し疲れてしまって……。そんなとき「岩塩(固まったタイプの塩)ならいいらしいよ」と聞いて、本当かな?と思って調べてみました。
結論からいうと、「交換不要タイプの固形の盛り塩」はちゃんと商品として売られています。ヒマラヤ岩塩などを樹脂で固めた八角錐の置き物が代表的で、普通の盛り塩のように溶けたり崩れたりしないので、こまめに替える手間がいりません。お手入れが大変で続かなかった私のような人には、こういう選択肢もあるんだなと思いました。
ただし、ひとつ正直にお伝えしておくと、風水の流派によっては「トイレに盛り塩はむしろ良くない」という考え方もあるそうです。トイレは水回り=陰の気の場所なので、盛り塩がその陰の気を集めてしまう、という見方ですね。盛り塩は「絶対こうすべき」という正解があるわけではなさそうなので、自分が心地よいと感じるやり方で取り入れるのがいいのかなと、私は思っています。
トイレにサボテンはどう?枯らしてしまった私の話
「トイレにはサボテンもいい」と聞いたこともあって、実は私、以前サボテンを買ったことがあります。水やりがほとんどいらないと聞いて、ずぼらな私でも大丈夫かなと思って。でも……たしか枯らしてしまったんですよね。
調べてみると、サボテンの鋭いトゲは悪い気を払う「魔除け」の働きがあるとされていて、悪い気がたまりやすいトイレに向いているという説がありました。水やりが少なくて済むのも、たしかに置きやすいポイントです。
一方で注意点も。サボテンは良い気まで払ってしまうとも言われるので、人がくつろぐリビングや寝室には向かないそう。それと、サボテンは多湿が苦手なので、湿気のこもりやすいトイレでは換気を意識したほうがいいようです。そして何より、枯れたまま置きっぱなしにするのは良くないと書かれていました。
枯らしてしまった私としては、ちょっと耳が痛い話です。でも私は、「枯れたのは、悪い運気を吸って身代わりになってくれたんだな」と前向きに考えるようにしています。じつはこれ、私の勝手な思い込みではなくて、風水でも「植物が枯れるのは役目を終えた・悪い気を吸ってくれた身代わり」と考えることがあるそうなんです。枯れてしまっても自分を責めず、「ありがとう」と感謝して土に還してあげる——そんな考え方を知って、少し心が軽くなりました。
まとめ:運気よりも、まず「気持ちが整う」かどうか
観葉植物について、私が調べたことと実体験をまとめてきました。最後に大事なことを3つ。
- 効果は風水だけじゃない……植物を見るとアルファ波が出てリラックスできる、という心理的な効果は実験でも確かめられている。ただし置きすぎは逆効果、空気清浄も期待しすぎない
- 葉の形と場所は“相性”で選ぶ……玄関は上向きの尖った葉(サンスベリア)、リビング・寝室は丸い葉(モンステラ・ガジュマル・ポトス)、トイレは日陰に強い葉(ポトス)
- 風水と「育てやすさ」の両方で決める……日光好きなガジュマルは日当たりへ、日陰に強いポトスはトイレへ。枯らさないことがいちばんの開運かもしれません
風水は「これをやれば必ず幸運になる」というものではないと思っています。それよりも、緑を置く場所を考えたり、色を選んだりする時間そのものが楽しくて、暮らしの気持ちが整っていく——私にとっての観葉植物は、そんな存在です。お部屋のことを考えるとき、「ここにこの子を置こうかな」と想像するのが、ちょっとした楽しみになっています。
引っ越しのときに観葉植物をどう運ぶかは 引っ越しで観葉植物はどう運ぶ? にまとめています。お部屋探しそのものについては シンママのお部屋探し、選ぶとき大切にしていること もよかったらどうぞ。一緒に、気持ちよく暮らせるお部屋を見つけていきましょうね。
※この記事の風水に関する内容は、一般的に言われている考え方をまとめたものです。風水は流派によって考え方が異なり、効果を保証するものではありません。心理面・空気清浄に関する研究の紹介も、効果には個人差があり、特定の効果を保証するものではありません。楽しみ方のひとつとして参考にしてください。


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