旧姓に戻したあと、「あれも変えなきゃ、これも変えなきゃ」と次々出てきて頭がパンクしそうになりました。
銀行、クレジットカード、免許証、保険、スマホ…。名字が変わるということは、これだけたくさんのものに影響するんだと、実際にやってみて初めてわかりました。
私(ゆずな)は銀行だけで3行、仕事の合間に先輩たちの休みと被らないよう予約を取りながら、一つひとつ片付けていきました。「絶対に旧姓に戻さなくちゃ、自分自身が嫌だ」という気持ちだけで動いていた時期です。同じように名義変更に追われている方の参考になればと思って、実体験をまとめます。
結論:まず「免許証(身分証)」の名義変更から始める
名義変更で一番最初にやるべきことは、免許証などの身分証明書を旧姓に戻すことです。
銀行の窓口では、新しい名前の身分証がないと手続きを受け付けてもらえません。名義変更の順番を間違えると、何度も出直すことになります。身分証が先、銀行などはそのあとと覚えておいてください。
名義変更が必要なものリスト
旧姓に戻した場合、以下のものが名義変更の対象になります。
- 運転免許証(運転免許センターまたは警察署で手続き)
- マイナンバーカード(役所で手続き)
- 銀行口座・キャッシュカード
- クレジットカード
- 各種保険(生命保険・医療保険など)
- スマートフォン
- 公共料金・各種サブスク
「これだけあるの…」と思うかもしれませんが、手続き方法によって難易度はバラバラです。一つひとつ見ていきましょう。
STEP1:運転免許証を最初に変える
私は「年内に必ず旧姓に戻したい」という気持ちが強くて、運転免許センターへ行きました。手数料はかかりましたが、それでも絶対に変えたかった。
再発行手続きが済んで、旧姓の運転免許証を受け取ったとき、清々しい気持ちになりました。それだけ、自分の名前を取り戻すことが大事だったんだと思います。
手続き先は運転免許センターまたは警察署です。必要書類は以下の通りです。
- 現在の運転免許証
- 戸籍謄本または抄本(旧姓への変更が確認できるもの)
- 申請書(窓口で記入)
手数料は都道府県によって異なります。私は数千円かかりました。事前に手続き先に確認してから行くと安心です。
STEP2:マイナンバーカードの氏名変更
私が手続きをした当時はマイナンバーカードを持っていませんでしたが、今は多くの方が持っている時代です。氏名が変わった場合はマイナンバーカードの変更手続きも必要です。
また、免許証を持っていない方にとってはマイナンバーカードが主な身分証明書になります。銀行などの手続きをスムーズに進めるためにも、早めに変更しておきましょう。
手続き先は住んでいる市区町村の役所です。変更から14日以内に手続きするよう法律で定められています。
- マイナンバーカード(本体)
- 住民基本台帳用の暗証番号(4桁)
- 本人確認書類
手数料は基本的に無料です。ただし、自治体によって異なる場合があるので事前に確認を。
STEP3:銀行口座の名義変更
銀行は窓口での手続きが必要で、事前予約が必要なところがほとんどです。私は3行を順番に回りました。
予約を取るときのコツ
当時、職場には休みの融通が利きにくい環境だったので、周りの先輩の休みと被らないよう気を使いながら予約の日程を組みました。自分の都合だけでなく、職場のスケジュールとも調整しながら動くのは地味に大変でした。
予約を取るうえで知っておくと便利なのが、月末・給料日周辺は窓口が特に混むということ。この時期は予約が取りにくく、待ち時間も長くなります。できればその時期を避けて予約するのがおすすめです。
持ち物
- 新しい名前の身分証明書(免許証など)
- 銀行印(旧姓のものが使えるか、作り直しが必要かは銀行によって異なる。事前に確認を)
- 通帳・キャッシュカード
- 戸籍謄本(必要な場合あり)
銀行によって必要書類が異なるので、事前に電話で確認してから行くのが確実です。キャッシュカードは再発行になることが多く、手数料がかかる場合もあります。私も手数料を払いましたが、それでも旧姓に戻すことを選びました。
また、子ども名義の口座がある場合も同じタイミングで変更を。未成年の場合は親権者(法定代理人)が代理で手続きできます。子どもの戸籍謄本・通帳・親権者の身分証などが必要です。必要書類は事前に銀行に確認してください。自分の手続きと合わせてその日に済ませると効率的です。
STEP4:クレジットカード・各種保険・スマホ
クレジットカードや各種保険、スマホの名義変更は、電話またはネットで手続きできるものがほとんどでした。銀行と比べると、だいぶ楽です。
各サービスの「お客様サポート」や「マイページ」から変更手続きができます。戸籍謄本の写しを郵送・アップロードするよう求められる場合もありますが、窓口に出向く必要がないだけで負担はぐっと減ります。
スマートフォンの名義変更
スマホは各キャリアの店頭で来店予約をしてから手続きするのが基本です。当時私はドコモを使用していたので、ドコモショップに予約して行きました。
- ドコモ:「氏名・会社名の改称」手続き。店頭または一部オンラインで対応。必要書類は戸籍謄(抄)本、または新しい氏名が記載された運転免許証など。
- au:店頭での手続きが基本。改称の前後の氏名が確認できる書類が必要。
- ソフトバンク:店頭での手続き。戸籍謄本や住民票など、変更前後の氏名が記載された書類が必要(発行から3ヶ月以内)。
- 楽天モバイル:「名義変更(改姓)届」を公式サイトからダウンロードして郵送で手続き可能。
手数料や必要書類は変更になる場合があるので、手続き前に各キャリアの公式サイトまたは窓口で必ず確認してください。
賃貸マンション・アパートに住んでいる方は管理会社への連絡も
自分で賃貸物件を借りている方は、管理会社への氏名変更の届け出も必要です。賃貸契約書に記載されている契約者名を更新してもらう手続きになります。
連絡先は仲介した不動産会社ではなく、管理会社です。間違えやすいので注意してください。まず管理会社に電話して、手続きの流れと必要書類を確認してから動くとスムーズです。
一般的に必要なもの
- 氏名変更が確認できる身分証(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 戸籍謄本(変更の経緯が確認できるもの)
- 印鑑
必要書類や手数料は管理会社によって異なります。事前に電話で確認してから手続きに行くのが確実です。
自分の手続きと同時に:子どもの分も一緒に進めよう
自分の名義変更に追われていると見落としがちですが、子どもの分の手続きも同じタイミングで進めると効率的です。役所や銀行に行くなら、子どもの分もまとめてその日に片付けてしまいましょう。
子どもの銀行口座
子どもの名字が変わった場合、子ども名義の銀行口座も変更が必要です。未成年の場合は親権者(法定代理人)が代理で手続きできます。子どもの戸籍謄本・通帳・法定代理人の身分証などを持参して窓口へ。必要書類は事前に銀行に確認してください。
子どものマイナンバーカード
子どものマイナンバーカードの氏名変更も、親権者が法定代理人として役所で代理手続きが可能です。ただし、手続きにはカードの暗証番号(4桁)が必要です。子どもが自分で設定した番号を使います。
代理人として手続きする場合、自治体によっては照会書の郵送対応になり、2回窓口に行く必要がある場合もあります。事前に役所に確認してから行くとスムーズです。
子ども医療証(医療費受給者証)
子どもの名字が変わったら、子ども医療証(医療費受給者証)の記載事項変更も必要です。手続き先はお住まいの市区町村の役所窓口です。子の氏の変更手続きが完了した後、新しい戸籍謄本を持って申請します。
医療証は病院の受付で提示するものなので、名字が変わったまま放置しておくと窓口で確認が必要になる場合も。早めに更新しておくのがおすすめです。手続きの詳細は自治体によって異なるので、役所窓口に確認してみてください。
時短のコツ:書類は必要部数をまとめて取得する
名義変更でやりがちな失敗が、必要書類を1枚ずつしか取らずに何度も役所へ行くことです。役所は混んでいて時間がかかります。何度も通うのは体力的にも時間的にもしんどい。
銀行・保険・スマホなど、それぞれに戸籍謄本や住民票が必要になることが多いです。最初に「どこで何部必要か」をリストアップしてから、まとめて取得するのが効率的です。
役所に行く回数を最小限にするだけで、手続き全体の負担がぐっと減ります。
まとめ
- 名義変更は「免許証・マイナンバーカードなど身分証が最初」。これがないと銀行で手続きできない
- マイナンバーカードは変更から14日以内に役所で手続きを
- 銀行は窓口予約が必要。月末・給料日周辺は混むので避けるのがおすすめ
- 戸籍謄本・住民票は必要部数をまとめて取得して、役所への往復を減らす
- 子どもの銀行口座・マイナンバーカード・医療証も同じタイミングで変更。自分と子どもの分をまとめて動くと効率的
- 賃貸に住んでいる方は管理会社への届け出も忘れずに。仲介会社ではなく管理会社に連絡を
- クレカ・保険・スマホは電話やネットで完結できるものが多い
手続きの数は多いですが、「身分証→銀行→あとはネット・電話」という順番で動けば、必ず終わります。
あなたも大丈夫。自分の名前を取り戻すために、一つずつ前に進んでいきましょう。


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