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「今の敬語、合っていたかな?」「このメール、失礼な表現になっていなかったかな?」──送信ボタンを押したあとに、ふと不安になることはありませんか。
正直に告白すると、私は20代の10年間、経理の仕事をしていたのに、初めて営業事務の世界に入ったときは、この不安だらけでした。数字には慣れていても、お客様への言葉づかいはまた別の世界だったんです。
その不安を「安心」に変えてくれたのが、秘書検定でした。まず2級を独学で取り、そのあと準1級にも独学で挑戦して、奇跡的に一発合格。今回は、朝30分の勉強法から、頭が真っ白になった面接試験当日のリアル、そして練習相手になってくれた6歳の娘のことまで、ありのままに書きます。
「秘書検定って独学でいける?」「準1級の面接ってどんな感じ?」と気になっている方は、ぜひ一緒に確認してみてください。
私が秘書検定を受けたきっかけ|敬語の不安をなくしたかった
きっかけは、営業事務への転身でした。それまでの経理の仕事は、社内で数字と向き合う時間が長い世界。ところが営業事務は、お客様への電話やメールが毎日あります。
「今の言い方、大丈夫だったかな」と、一日に何度も心の中で振り返る日々。調べてみると、秘書検定は敬語・ビジネスマナー・来客応対の「型」を体系的に学べる検定だと知り、「これだ」と思って2級から始めました。
秘書という職業を目指す人だけの検定かと思いきや、事務職・受付・営業アシスタントなど、人と接する仕事全般で役立つ内容といわれています。実際、私が学んだのも「秘書のための知識」というより「大人の仕事の基本」そのものでした。
勉強法|朝30〜40分+スマホの隙間時間(ほぼ毎日)
勉強の時間は、夜ではなく「朝」にしました。娘と一緒に早めに休んで、翌朝少しだけ早く起きてテキストを開く。夜は家事と育児でヘトヘトなので、頭がいちばん元気な朝に回したんです。
「毎日やるぞ!」と意気込んで始めましたが、正直に言うと、毎日ではありませんでした。実際は平日ほぼ毎日、1回30〜40分。それでも合格できたので、「毎日できなかった…」と落ち込む必要はないと思います。続けることのほうが大事でした。
机に向かえない日や外出先では、スマホのアプリで問題演習。この「朝のテキスト+隙間時間のスマホ」の二段構えが、働きながら・子育てしながらの私には合っていました。
最初に挑戦した2級では、こちらのテキストを繰り返し丁寧に読み込みました。この一冊が、今の私の確かな土台になっています。
(※解説がとても丁寧で、初めて学ぶ私にも分かりやすかったです)
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準1級への挑戦を決めたのは、会社から新入社員の教育を任されたときでした。「教える立場になるなら、正しい知識を届けたい」──そう思って、ひとつ上の級に手を伸ばしました。このときは仕事や家事の隙間にも開けるよう、Kindle版を活用しました。
[佐藤一明著:秘書検定準1級に面白いほど受かる本(Kindle版)]
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リンク(※スマホでサッと確認できるので、忙しいママの強い味方です)
最大の壁は面接試験|どんな内容?当日のリアル
準1級が2級と大きくちがうのは、筆記試験のあとに面接試験があることです。これが最大の壁でした。
面接は3人1組で入室し、1組あたり約10分。課題は「あいさつ」「報告」「状況対応」の3つとされています。
- あいさつ:面接番号と名前を、審査員に向かって感じよく言う
- 報告:控室で覚えた課題文を、審査員を上司に見立てて報告する
- 状況対応:その場でパネルに示された内容を、お客様に伝える適切な言葉に直して応対する
さて、当日の私はというと──とんでもなく緊張しました。審査員は3人。長年秘書をされてきたのだろうな、という雰囲気の方々で、座っているだけで迫力があります。私の記憶に強く残っているのは、パネルを見せられて、それをふさわしい言い方に直して伝える課題。緊張しすぎて、頭が真っ白になりました。
「頭が真っ白で、よく受かったね!?」と思いますよね。私も思います。でも、あとから振り返って気づいたんです。緊張で頭が真っ白になっても、練習した所作と言い回しは、口と体が覚えていました。準1級の面接は「知識を答える試験」ではなく「型が身についているかを見る試験」。だから、直前の詰め込みより、体に覚えさせる練習が効くのだと思います。
実際、面接の審査は「きちんとしているか」「丁寧であるか」「明るく生き生きしているか」といった印象が重視されるといわれています。完璧な敬語をひねり出すことより、明るくはきはき、が大事なようです。
ひとつ、正直にお伝えしておきたいことがあります。私が使った面接対策のDVDとテキストのセットは、通信講座の中古品をメルカリで見つけて購入したものです。本来は受講される方に向けた教材ですから、添削や質問のサポートは受けられません。それでも私は、「面接がどんな雰囲気なのか、それだけでも先に知っておきたい」と思って手に入れました。
結果からいうと、これがいちばん効いたように思います。映像で見た雰囲気と、実際の試験会場の空気が、ほとんど同じだったんです。初めての場所で「知らないことばかり」という状態にならずに済んだのは、この教材のおかげでした。
▶ 私が面接対策の教材を見つけたのは、メルカリでした
※通信講座の教材は、本来は受講される方に向けたものです。添削やサポートは受けられませんので、しっかり学びたい方は正規の受講のほうが確実だと思います。
私の練習相手は、当時6歳の娘でした
その「体に覚えさせる練習」の相手は、当時6歳だった娘です。
夜ご飯のあと、面接対策のDVDを一緒に見ながら、娘が面接官役。「ママ、背筋ピーンだよ!」「笑顔がいいね!」と、小さな先生がアドバイスをくれるんです。回数にすると4〜5回ほどでしたが、人の目の前で声に出してやってみるのは、一人でぶつぶつ練習するのとは全然ちがいました。
合格がわかったとき、一番喜んでくれたのも娘でした。あの笑顔は、一生の宝物です。
練習相手は、家族で十分だと思います。相手がいなければ、鏡の前やスマホの録画でも。とにかく「見られている状態で、声に出す」練習をしておくと、本番の緊張がすこしだけ味方になってくれます。
独学で一発合格するために、私がやったことまとめ
ふり返ると、特別なことはしていません。まとめるとこの6つです。
- ✅ テキストは1冊を繰り返し、丁寧に読み込む(あれこれ手を出さない)
- ✅ 勉強は朝の30〜40分。平日ほぼ毎日(毎日できなくても気にしない)
- ✅ 外出先・家事の合間はスマホアプリで問題演習
- ✅ 面接対策は「声に出す・人前でやる」。家族に面接官役をお願いする
- ✅ 完璧な敬語より、明るくはきはきした印象を大事にする
- ✅ 当日、頭が真っ白になっても大丈夫。体が覚えていてくれる
受験料や試験日程は変わることがあるので、受けようと思ったら、秘書検定の公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
秘書検定は、転職の面接でも私を助けてくれた
秘書検定で身についた「型」は、検定のためだけのものではありませんでした。数年後、私が転職活動をしたとき、面接で頼りにしたのはまさにこの学びです。自己紹介・姿勢・清潔感──「基本の型を崩さない」という考え方は、秘書検定の面接試験で体に入ったものでした。
→ シングルマザーの転職面接|子どもの質問・服装・逆質問まで【実体験】
もちろん日々の仕事でも、電話・メール・来客応対に迷いが減りました。長く事務の仕事を続けてきた私ですが、「学び直してよかった」と心から思える資格です。
→ 事務の仕事18年。シングルママの私が「長く働ける」理由は知識と経験の積み重ね
まとめ|次の目標はFP2級。最終目標は宅建士
秘書検定のあと、私はお金の知識がほしくてFP(ファイナンシャルプランナー)3級を取りました。いまはFP2級に挑戦中です……と言いたいところですが、正直に告白すると、最近は勉強がぜんぜん進んでいません。それでも、諦めたわけではありませんよ。
→ 娘の中学受験と私のFP2級。親子で一緒に勉強する選択をした話【実体験】
最終目標は、宅建士(宅地建物取引士)。知識を増やして、いつか、昔の私と同じように「このままでいいのかな」と迷っている人の力になれたら──なんて言うと大げさかもしれませんが、朝30分の積み重ねの先に、そういう自分がいたらいいなと思っています。
「もっと自信を持ちたい」と感じている方へ。まずは一冊のテキストからで大丈夫です。朝の30分は、裏切りません。私は応援していますよ!あなたにもきっとできます😊


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