働きながら、子どもの受験期を迎える。それは想像以上に、心も時間も削られる毎日だと感じています。
わが家が目指しているのは、学力試験だけでなく作文テストと面接がある国立中学。入塾テストは小4の11月に合格し、冬期講習から通い始めました。現在は5年生。まさに「現在進行形」で、親子一緒に受験準備を進めています。
今回は、シングルママとして仕事を続けながら、ゆなちの受験をどう支えているか。リアルな日常をお話しします。
なぜ作文・面接のある受験を選んだのか
正直に言うと、私自身が「自分の言葉で伝えること」がとても苦手でした。転職活動で何十回と面接を受ける中で、「自分の考えをきちんと言葉にする力」の大切さを痛感した経験があります。
ゆなちには小さいころから「言葉にする力」を育てたいという気持ちがありました。作文と面接のある受験は、その力を鍛える最良の機会。合否に関わらず、この経験はゆなちの大きな財産になると信じています。
仕事の整え方:「今できることを安定して続ける」
受験期に向けて最初に決めたのは、仕事をこれ以上増やしすぎないことでした。「もっと稼がなきゃ」という気持ちは常にあります。でも今は、仕事・家事・子どものサポートをすべて100%でやろうとするのをやめました。
受験は長期戦です。今ここで無理をすると、途中で息切れしてしまう。「今できていることを安定して続ける」と割り切ったことで、気持ちにも少し余白が生まれました。
塾のある金曜夜のリアルな流れ
ゆなちの塾は金曜夜、20時まであります。シングルママにとって、平日の夜は正直しんどい時間帯。でも、だからこそ意識してルーティンを作るようにしました。
帰宅したら、まずご飯とお風呂を先に済ませる。これが我が家のルールです。翌日が土曜日であっても、生活リズムを崩さないことを優先しています。睡眠時間だけは削らないようにしたいから。
ゆなちが塾から戻るまでの時間を使って、私がやっていることがあります。それは塾のテキストの印刷と、ノートの確認です。授業内で解けなかった箇所をゆなちのノートで確認し、必要なプリントを準備しておく。地味な作業だけど、これが毎回の積み重ねになっていると感じています。
宿題の取り組み方:試行錯誤の毎日
塾の宿題は、土日のどちらかで終わらせることを目標にしています。ただ、なかなかすぐにそのリズムにはなれないのが正直なところ。今もまだ試行錯誤の途中です。
気になっているのが、集中力の問題。ずっと机に向かい続けるのは子どもには難しくて、途中で気が散ってしまうこともあります。休憩の入れ方や、勉強する順番など、ゆなちに合ったやり方を一緒に探している最中です。
「こうすればうまくいく」という正解がまだ見つかっていない部分もあるけれど、試行錯誤できていること自体が、前進している証拠だと思うようにしています。
ゆなちの変化:通知表と代表委員への挑戦
受験を意識し始めてから、ゆなち自身にも変化が出てきました。通知表をしっかり意識するようになって、これまでとは明らかに取り組み方が違う。自分から進んで動こうとする姿が増えてきたと感じます。
そのひとつが、代表委員への立候補です。クラスの代表として学校をまとめる役割に、自分から手を挙げたゆなち。最終選考まで残ったけれど、惜しくも届きませんでした。
でも、その挑戦の中で「代表委員になったら何をしたいか」というコメントを、ゆなちはしっかり自分の言葉で考えていました。その姿を見て、私は心の中でそっとガッツポーズ。結果よりも、自分の考えを言葉にしようとする力が育っていることが、何より嬉しかったです。後期も挑戦する予定なので、一緒に応援しています。
一人で抱え込まない:周囲の力を借りること
正社員として9時〜17時で働きながら、ひとりで受験サポートを全部やろうとしたら、絶対に無理です。だから最初から、周囲の力を借りながら回す前提でスケジュールを組んでいます。
実家の両親への送迎のサポート、ご飯の用意——「一人で全部やる」をやめたことで、私自身の余裕が少し生まれ、ゆなちにも穏やかに向き合えるようになりました。
受験は子どもだけでなく、親にとっても試練の時間。でも、だからこそ「一緒に乗り越えよう」という気持ちが生まれます。ゆなちが頑張る姿を見るたびに、私も背筋が伸びる思いがします。
まとめ:完璧じゃなくていい、続けることが大事
シングルママとして働きながら受験期を支えることは、決して楽ではありません。でも、「完璧にやろう」と思わなくなってから、少し楽になりました。
テキストの印刷、ノートの確認、生活リズムを守ること、宿題の試行錯誤——どれも地味だけれど、積み重ねることに意味がある。ゆなちが前を向いて頑張っているから、私も一緒に前を向いていられます。
同じように受験期を迎えているシングルママさんへ。完璧じゃなくていいんです。今日できることを、今日積み重ねていきましょう。


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