国立中学受験と通知表|報告書とのつながりと、わが家の取り組み

「【国立中学受験】通知表と受験の関係・娘の取り組みと5年生からの変化」のアイキャッチイラスト 習い事・受験のリアル体験

「通知表、めちゃくちゃ大事ですよ。」

塾の先生から直接そう言われたとき、正直ドキッとしました。国立中学の受験は、学力試験の点数で決まるものだと思い込んでいたからです。

通知表が受験にどう関係するの?いつの通知表が見られるの?委員会活動って本当に評価されるの?——気になって、あらためて調べて整理しました。あわせて、わが家の取り組みも正直に書いていきます。同じように国立中学の受験を考えているママさんは、ぜひ一緒に確認してみてください。

通知表と受験のつながり|カギは「報告書」でした

調べてわかったのは、受験で学校に出すのは通知表そのものではなく、「報告書(調査書)」という書類だということです。小学校の先生が、指導要録という学校の正式な記録にもとづいて作成してくれる書類で、教科の成績のほかに、出欠や学校生活の様子などが記載されるとされています。

そして大手塾の解説によると、国立大学の附属中学校は、ほぼ例外なくこの調査書の提出を求め、学力検査や面接などと「総合的に判断する」とされることが多いそうです。音楽・図工・家庭科・体育といった副教科の成績も見られる傾向がある、という解説もありました。

「テストの点だけじゃないんだ」と、私はここで納得しました。塾の先生の「通知表、めちゃくちゃ大事」は、この報告書のことだったんですね。日々の通知表につながる授業態度や提出物が、そのまま受験の書類の材料になっていく——そう考えると、毎日の学校生活の見え方が変わってきます。

ただし、報告書がどのくらい合否に影響するかは、学校によってちがうといわれています。何年生の分から必要かも学校ごとにちがうようなので、志望校の募集要項で必ず確認してください

二重丸は、少しずつ増えてきた

娘の通知表を1年生から振り返ってみると、二重丸(◎)の数は学年を追うごとに少しずつ増えてきました。毎年少しずつ、でも着実に。

その成長を感じるたびに「頑張ってきたんだな」と胸が熱くなります。でも同時に、「まだ足りない」という現実もあります。志望校のことを考えると、今の◎の数では心もとない部分がある。だからこそ、5年生の今が踏ん張りどころだと思っています。

娘自身も通知表を意識するようになってから、授業への取り組み方が変わってきました。提出物も、授業中の態度も、ひとつひとつを丁寧にこなそうとしている姿が見えます。

ちなみに5年生になって最初の通知表は、これから。9月末の予定です。正直、親の私のほうがドキドキしています。どんな結果でも、毎日の積み重ねを信じて受け止めるつもりです。

代表委員への挑戦。自分で決めて、自分で動いた娘

受験に向けて、もう一つ塾の先生から聞いた話があります。それが代表委員の話です。

委員会活動などでリーダーとして活動した経験は、報告書に記載されて、評価されることがあるそうです。(調べてみると、「役職や実績は記載されるが、それだけで合否が決まるほどではない」という解説もありました。過度な期待は禁物ですが、書いてもらえる材料が増えるのは確かなようです。)

娘はその話を聞いて、目の色が変わりました。「じゃあやってみる!」と、5年前期の代表委員選挙に自ら立候補。スピーチを考えて、堂々と発表して、最終選考まで残りました。惜しくも今回は届かなかったけれど、本人の気持ちは変わっていなくて、後期もまた挑戦するつもりでいます。

「受験に有利になるかもしれないから」という入り口だったとしても、実際に手を挙げて行動できるのはすごいこと。知っているだけで動けない人だってたくさんいます。それを自分の力に変えようとする娘の行動力が、親として誇らしいです。

人前が得意じゃない私には、眩しすぎる姿

正直に言うと、私自身は人前に出るのがあまり得意ではありません。みんなの前でスピーチするとか、立候補して注目を浴びるとか——想像するだけで緊張してしまいます。

だからこそ、娘が当たり前のように手を挙げる姿が、本当に眩しくて。「どこからそのメンタル来るの?」って、笑いながら聞きたくなるくらい。

親から遺伝しなくてよかった、と心底思っています笑。挑戦を恐れない娘の姿に、むしろ私が背中を押してもらっている気がします。

自主学習が「塾の復習」になった、5年生からの変化

5年生になってから、学校の宿題が自主学習に変わりました。自分でテーマを決めて、自分でノートにまとめる形式です。

最初は「自主学習って何をすればいいの?」と思っていたけれど、今はむしろ好都合だと感じています。

わが家の定番は、塾の授業で間違えた問題をスマホのアプリでスキャンして印刷し、自主学習ノートに貼って再チャレンジするスタイル。学校の宿題をこなしながら、同時に塾の復習もできる。一石二鳥どころか、一石三鳥くらいの効果があると思っています。

間違えた問題を「もう一度やる」習慣は、受験勉強の基本中の基本といわれます。それが学校の宿題という形で自然に組み込まれているのは、娘にとって大きなプラスになっていると感じます。しかも自主学習は提出物。ここでも、毎日の積み重ねが通知表につながっていきます。

▼ 塾と家庭学習の進め方は、こちらにくわしく書きました
中学受験の塾はどうしてる?週1塾+家庭学習で進めるわが家の準備

忘れ物は多い。でも、言いすぎないと決めるまで

ここまで書くと順調そうに見えるかもしれませんが、正直に告白すると——娘は、忘れ物が多いです。

提出物や持ち物は通知表にも関わってくるところなので、親としては気になります。つい口を出したくなる。でも、あまりにも言いすぎるのは、娘の成長につながらない気もしています。自分で「しまった」と気づいて、次はどうするか考える。その経験も、娘のものだからです。

だからわが家は、声をかけるとしても「明日の用意、しよっか」くらい。あとはぐっとこらえて見守っています。……と書きつつ、こらえきれない日もあるのが本音ですが。ここは私の修行だと思っています笑。

▼ 「やりなさいと言わない」わが家の関わり方は、こちらにまとめています
中学受験、親はどこまで関わる?「やりなさい」と言わず自主性を育てる

通知表は、毎日の積み重ねの結果

受験勉強というと、どうしてもテストの点数や偏差値に目が向きがちです。でも実際には、毎日の授業態度・提出物・委員会活動・友達との関わり——そういう日常のすべてが通知表に反映されて、報告書につながっていくようです。

特別なことをしなくていい。いつもの毎日を、ちょっとだけ丁寧にこなしていくこと。それが通知表の◎につながって、受験の土台にもなっていく。

娘はそのことを理解した上で、今の毎日に向き合っています。代表委員への挑戦も、自主学習の工夫も、自分で考えて動いていること。私はそのサポートに徹するだけ。花を咲かせるのは娘自身。私はただ、そばでしっかり水をやり続けます。

まとめ|通知表が気になったら、まず確認したいこと

  • 国立中学の受験では「報告書(調査書)」の提出があり、学力検査などと総合的に判断されるといわれている
  • 報告書の材料は日々の学校生活。授業態度・提出物・副教科も手を抜かない
  • 委員会活動などのリーダー経験は記載されることがある(ただしそれだけで合否は決まらないという解説も)
  • 何年生の分から見られるか・影響の大きさは学校ごとにちがう→志望校の募集要項で必ず確認を

塾の先生の「通知表、めちゃくちゃ大事ですよ」から始まった、わが家の意識改革。同じように子どもの受験を支えているシングルママさんへ。毎日の積み重ねを信じて、一緒に前へ進んでいきましょう。

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