転職活動。それは新しい未来への期待よりも、「本当に見つかるのかな…」という不安が勝ってしまうものですよね。私も、働きながらの転職活動は本当に大変でした。きっかけは当時の会社の給与体系の変更。「手取りは変わりませんよ」という説明でしたが、FPの勉強をしていた私は気づいてしまったんです。基本給が下がるということは、将来のボーナスや退職金のベースも下がるということだ、と。評価基準が曖昧な環境で無理をして定年を迎えるのは嫌だ——そう思って、40代・シングルママという決して簡単ではない条件の中で転職活動を始めました。今日はその実録をお伝えします。
「自分のキャリアは、自分で守る」と覚悟した日
給与体系の変更を知ったとき、正直はじめはショックでした。ずっと信じて働いてきた会社への、小さな裏切りのように感じたんです。でも、落ち込むより先に「あ、これは動くタイミングだ」という確信が静かに湧いてきました。FPの勉強で数字を見る力がついていたからこそ、誰かに言われる前に自分で気づけた。その瞬間、「誰かに守ってもらうのを待つのはやめよう。自分の未来は自分で選ぶ」と腹が決まったんです。娘のためにも、自分のためにも、逃げるのではなく、前に進むための転職にしようと心に誓いました。
現実は甘くない。書類選考で60〜70社落ちた日々
40代で、シングルママ。どうしても譲れない条件(勤務時間・休日・通勤距離など)もあります。だから、最初から「競争率の高い求人は難しい」とわかっていました。それでも実際に始めてみると、書類選考の不採用通知が続きました。60〜70社は落ちたと思います。最初のうちは落ち込んでいましたが、途中から気持ちを切り替えました。「落ちるのは当たり前。縁のある会社に巡り会うまでの旅だ」と思うようにしたんです。
転職活動の期間と、使ったサービスについて
活動期間は、最初のエントリーから内定まで約半年かかりました。働きながらだったので、応募のペースを保つのが思ったより大変で、「今月は何社出せたかな」と手帳に記録しながら進めていた記憶があります。使ったサービスは主に4つ。Adecco(アデコ)・リクルートエージェント・エン転職・dodaです。それぞれ得意なジャンルや使い勝手が違うので、複数を同時並行で使うのがおすすめです。担当のエージェントさんとの相性も大事で、話しやすい方に出会えると、書類の改善点や面接のアドバイスをもらえて本当に心強かったです。
各サービスの詳しい特徴や私の使い比べレビューは、こちらの記事にまとめています。
→ 【40代シングルママが使った転職サービス4選レビュー】はこちら
書類選考を通過するために意識したこと
応募書類は「量より質」。18年の経理・事務経験を丁寧に棚卸しして、「あなたの経験がこの会社でどう活きるか」を具体的に書くよう意識しました。秘書検定・FP資格などの取得歴も、「自分で学び続けている人間だ」というアピールとして活用しました。志望動機は「なぜこの会社か」をしっかり書く。同じ文面を使い回さず、その会社ならではの言葉を入れる。これを意識してから、少しずつ通過率が上がってきた気がしました。
職務経歴書をもっと「伝わる」ものにするコツ
書き方で特に変わったのが、数字を使うようにしたことです。「経理業務をやっていました」だけでは伝わらない。「月100件以上の請求書処理」「年次決算補助を4期分担当」「売掛・買掛の管理を一人で対応」など、具体的な数字と規模感を添えると、読む人の頭にパッとイメージが浮かびます。また、強みは「業務スキル+資格+人柄」の3つをセットで書くと、より立体感が出ます。
たとえばこんな感じです:
- 経理・事務18年の実務経験(月次・年次決算補助、請求書処理月100件以上)
- FP2級・秘書検定2級取得(自主的な学び、数字への強さ)
- チームのサポート役として動くのが得意(縁の下の力持ちタイプ)
「私ってこんな人間です」が一行で伝わると、面接官の印象にも残りやすくなります。
面接で意識した「基本の型」
面接が苦手な私が頼りにしたのは、秘書検定の面接試験で学んだ「基本の型」です。難しいことより、まずこれだけを崩さないことを意識しました。
- 自己紹介だけは完璧に:どの会社でも最初の自己紹介は必ずある。第一印象を決める最大のチャンスです
- 明るい表情と姿勢:笑顔はもちろん、座っているときも立っているときも姿勢を意識しました
- 清潔感のある身だしなみ:相手への一番の誠意は、清潔感だと思っています
うまく話せなくても、この3つだけは絶対に崩さない。それだけで印象はかなり変わります。
シングルママ特有の質問にどう答えたか
面接でよく聞かれたのが、「お子さんがいらっしゃいますが、残業はどのくらい対応できますか?」「急な欠勤が発生した場合はどうされますか?」という質問です。これ、正直けっこう緊張しました。でも、「聞かれて当然の質問」として事前に答えを準備しておくことで、落ち着いて話せるようになりました。
私が実際に答えていた内容はこんな感じです。「娘は学童に通っており、通常の勤務時間内は問題なく働けます。月に1〜2時間程度の残業であれば対応可能です。急な体調不良などの際は、家族のサポートも受けられる環境が整っています」と、具体的な対応策を伝えるようにしていました。ポイントは「できません」で終わらせないこと。「ここまでできて、こういうサポートがある」という形で伝えると、相手の不安が和らぐと感じました。
また、志望する職場の雰囲気を事前にリサーチして、「残業が少なめで、子育て中の方も働いているか」を確認してから応募するようにしたのも、精神的にかなり楽になったポイントです。
面接後の「振り返りノート」が最高の教科書に
面接が終わった後、その日のうちに「何を聞かれて、どう答えたか」を必ずメモしていました。うまく答えられなかった質問も記録しておくことで「次はこう答えよう」と対策できる。これが積み重なって、自分だけの最高の面接教科書になりました。
点と点が「線」になった瞬間
FPの勉強が会社の「違和感」に気づかせてくれ、秘書検定の学びが面接で私の背中を押してくれました。過去の頑張りが、点と点から「線」になって私と娘の未来を切り拓いてくれたんです。無駄なことは一つもなかったと、今は心からそう思っています。今、転職活動で辛い思いをしているシングルママへ。エントリーで何十社落ちても、面接が大の苦手でも大丈夫です。あなたのこれまでの頑張りは、絶対に裏切りません。一緒に前を向いて進んでいきましょう🤗


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