親が勉強する姿は子どもに効く?娘と一緒に机に向かった話【実体験】

娘の受験挑戦と私のFP勉強 一緒に頑張るという選択をした話 習い事・受験のリアル体験

子どもの勉強のことで、つい強い言い方をしてしまって、あとで自己嫌悪……。そんな話、よく聞きますよね。

わが家の口ぐせは、「やることやってから、遊ぼう!」。声をかけるなら「勉強しよっか」「片付けよっか」。やることを先に済ませて、あとから一緒に楽しむ——いつの間にか、これがわが家の形になっていました。

そして、その声かけとセットでよく聞くのが、「親が勉強する姿を見せると、子どもも勉強するようになる」という話。でも正直、「それって本当に効くの?」「そもそも親は何を勉強すればいいの?」「仕事と家事で、そんな時間ないよ……」と疑問だらけでした。

私自身は、数年前にFP(ファイナンシャルプランナー)3級に独学で合格しています。そして娘は、国立中学の受験を目指して塾に通っています。親子で机を並べて勉強していた時期もあって、「親も机に向かう」ことの効果は、肌で感じてきました。

ただ、先に正直に告白しておくと……次の目標にしていたFP2級の勉強は、いま止まっています。この話も、あとで包み隠さず書きますね。

そこで今回は、「親が学ぶ姿は子どもに効くのか」を調べた結果と、フルタイムで働く私が続けられた勉強の工夫、そして挫折しかけているリアルまで、まとめて整理しました。私と同じように「子どもには勉強してほしい。でも自分は時間がない……」というママさん、ぜひ一緒に確認してみてください。

「親が勉強する姿」は本当に子どもに効くの?→調べてみました

まず気になったのは、「親の学ぶ姿を見せるといい」という話に根拠はあるの?というところ。調べてみて最初にわかったことを、正直に書きます。

「親が資格の勉強をすると子どもの成績が上がる」という、ズバリそのものの調査は見つけられませんでした。なので、「絶対に効きます!」とは言えません。ここは期待させすぎないでおきますね。

ただ、近いデータはいくつかありました。

文部科学省の保護者調査|家庭の読書や働きかけは学力とプラスの関係

文部科学省の全国学力・学習状況調査に合わせて行われた「保護者に対する調査」の分析では、家庭での読書活動や、保護者の働きかけ(本や新聞をすすめる・一緒に図書館へ行くなど)が、子どもの学力とプラスの関係にある、という結果が示されているそうです。

「親が学ぶ・読む」という家庭の空気は、データの上でも子どもに届いているようです。

東大×ベネッセの親子調査|「努力を認める」関わりが子どもの実感に

また、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が長年続けている「子どもの生活と学びに関する親子調査」では、保護者が「勉強の意味や大切さを教える」「結果が悪くても努力を認める」といった関わり方をしている家庭ほど、子どもの幸せ実感が高い傾向があったそうです。

成績そのものより、「学ぶことっていいものだよ」と家庭の空気で伝えることに意味がありそうだ、というのが調べてみての私の感想です。

そして、データよりも私に響いたのは、実際に机を並べたときの娘の様子でした。ここからは実体験の話です。

私の実体験|娘は受験勉強、私は資格の勉強

娘の挑戦|小4の冬、冬期講習から本格スタート

娘は国立中学の受験を目指して、小4の冬の冬期講習から本格的に塾へ通い始めました。年が明けてからは新しい学年のクラスに上がって、いまも週1回のペースで通っています。

はじめての塾、はじめての環境、想像以上に多い宿題。それでも「楽しかった!」と言いながら帰ってくる姿には、親の私のほうが励まされています。

週1回の塾と家庭学習をどう組み合わせているかは、こちらにくわしく書いています。→ 中学受験の塾はどうしてる?週1塾+家庭学習で進めるわが家の準備【実体験】

国立を選んだ理由は、こちらに。→ 中学受験を知らずに育った私が、娘の「国立中高一貫校」受験を決めた理由【実体験】

私の挑戦|FP3級に独学で合格しました

一方の私は、数年前にFP3級に独学で合格しました。スクールには通わず、使ったのは市販のテキストと、スマホのアプリ、YouTubeの解説動画。この3つだけです。

お金の知識って、知れば知るほど生活に役立つことがわかってくるんです。保険、税金、年金……。FP3級で覚えたことは、いまも書類を読むときや家計を考えるときに、確実に効いています。

独学で資格に挑戦するスタイルは、昔、秘書検定準1級を取ったときからの私の定番です。そのときの勉強法はこちら。→ 秘書検定準1級に独学で一発合格|勉強法と面接試験のリアル【実体験】

同じテーブルで勉強していた時期があります

娘が塾の宿題やタブレット学習をする横で、私もテキストを広げる。そんなふうに、同じテーブルに並んで勉強していた時期がありました。

毎日ではありません。「今日は一緒にやろっか」くらいのゆるさです。それでも、隣で鉛筆の音がすると、お互いなんとなくサボれない(笑)。「ママも勉強してるんだ」という空気は、どんな声かけよりも、ずっと自然に伝わっていた気がします。

忙しくてもできた、私の勉強の工夫4つ

「親も勉強するといいのはわかった。でも時間がない」——そうですよね。私もフルタイム勤務なので、まとまった勉強時間はほぼ取れません。それでも続けられた工夫を4つ、置いていきます。

①「必ず毎日やる」をやめる

最初は「毎朝早起きして勉強しよう!」と意気込んでいました。でも続けてみると、寝不足で日中のパフォーマンスがガタ落ち。本末転倒でした。

だから「必ずやらなきゃ」という義務感を手放して、できる日に、できる分だけに切り替えました。矛盾するようですが、「毎日やる」をやめたほうが、結果的に長く続いたんです。

②テキストは「しまわない」。見える場所に置いておく

テキストを机の上の、目に入る場所に置きっぱなしにしておく。それだけで「あ、少しやろうかな」という気持ちになります。

逆に、本棚にしまい込んだテキストは、もう開かれません(経験談です・笑)。地味ですが、私のなかでは一番効いた工夫でした。

③通勤時間はYouTubeとアプリで「ながら勉強」

机に向かう時間が取れない日も、通勤中ならスマホで勉強できます。YouTubeの解説動画を聞いたり、アプリで問題を解いたり。移動時間がそのまま勉強時間に変わるのは、本当にありがたかったです。

「テキストを開く元気はないけど、動画なら見られる」という日、けっこうありますよね。それでいいと思っています。

④子どもの勉強時間に「相乗り」する

子どもが宿題をしている時間って、どうせ親もそばにいることが多くないですか? その時間に自分のテキストを開けば、新しく勉強時間を作らなくてすみます

「隣にいるついでに、自分も机に向かう」。親子勉強のいちばん現実的な始め方は、これだと思います。

正直に告白します。FP2級の勉強は、いま止まっています

ここまで偉そうに工夫を語っておいて何ですが……正直に告白します。FP3級のあと、「もう少し深く知りたい」と始めたFP2級の勉強は、いま、ほぼ止まっています。

言い訳をさせてください(笑)。FP試験は2025年4月から、CBT方式というパソコンで受けるスタイルに完全に変わったそうです。全国のテストセンターから会場を選んで、自分の都合に合わせて試験日を決められるようになりました。

「いつでも受けられるなんて便利!」と思いますよね。私も思いました。でも、実際に起きたことは逆でした。

「いつでも受けられる」は、「いつまでも受けない」になるんです。

以前のように試験日が年に数回と決まっていれば、「この日までにやるしかない」と追い込まれます。それがなくなった途端、「来月でいいか」「再来月でいいか」とズルズル……。締切の力ってすごかったんだな、と失ってはじめて気づきました。

「もうやめようかな」と思ったことも、一度や二度ではありません。

それでも、この記事を書きながらあらためて思うのは、勉強が止まっていても、学んだことは消えていないということ。FP3級の知識は、いまも毎日の暮らしのどこかで働いてくれています。だから、受け直すか、いったんお休みにするか——決めるのは自分でいい、と思えるようになりました。

もし同じように資格の勉強が止まっている方がいたら。止まっている自分を、責めなくて大丈夫ですよ。学んだ分は、無駄になっていませんから。

宅建も「いつかは」。気持ちだけは持ち続けています

もうひとつ、心の中にあるのが宅建(宅地建物取引士)です。いつかはマイホームを、という夢があるので、不動産の知識はあるに越したことはないと思っています。

ただ、これも正直に書くと、いまは「いつかはやりたい」という気持ちだけの段階です(笑)。宅建は本腰を入れないと受からない試験だといわれているので、娘の受験が落ち着いてから考えるつもりです。

目標は、無理に背伸びして掲げるものじゃなくて、心の棚にそっと置いておくものでもいい。最近は、そう思うようになりました。

まとめ|「勉強しよっか」と誘って、隣で机に向かう

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 「親が勉強すれば子どもの成績が上がる」と断定できる調査は見つからなかった。ただ、家庭での読書や保護者の働きかけが学力とプラスの関係にある、というデータはある
  • 同じテーブルに並んで勉強すると、言葉にしなくても空気で伝わるものがある
  • 親の勉強は「できる日に、できる分だけ」。テキストは見える場所に、通勤時間はながら勉強、子どもの勉強時間に相乗り
  • 止まってしまっても大丈夫。学んだことは無駄にならない

私は娘に対して、「花を咲かせる存在」ではなく「種をまき、水と栄養と太陽として支える存在」でいたいと思っています。花を咲かせるのは娘自身。私はただ、隣で自分の机に向かうだけ。

親の関わり方について考えたことは、こちらにもまとめています。→ 中学受験、親はどこまで関わる?「やりなさい」と言わず自主性を育てる【実体験】

働きながらの毎週の受験サポート(塾の日のルーティンや印刷ワザ)は、こちらの記事に書きました。→ 中学受験と仕事の両立|シングルマザーの私の塾サポート術【実体験】

親子それぞれの挑戦は、まだ途中です。うまくいかない日も、止まってしまう時期もあるけれど、「一緒にがんばっている」という事実が、毎日をちょっとだけ特別にしてくれています。

自分の学びと子どものサポートを両立しようとしているママさんを、私は応援していますよ。完璧じゃなくていい。今日、テキストを机の上に出しておく——それだけでも、立派な一歩だと思います!

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