「中学受験=塾に毎日通って、夜遅くまで勉強づけ」。そんなイメージを持っていませんか。働いていると送迎の時間も取れないし、お金のこともある。「うちには無理かもしれない」「塾なしでもいけるの?」「週に1回くらいじゃ足りないの?」——少し前の私も、まったく同じことを検索していました。
この記事では、国立の中高一貫校を目指して準備をしている、わが家の今の進め方を正直に書いてみます。先にお伝えしておくと、わが家はまだ受験本番を迎えていません。なので「こうすれば合格できる」という話ではなく、「働きながら、子どものペースで、どうやって準備を進めているか」という等身大の記録です。同じように迷っているお母さんの、ひとつの参考になればうれしいです。
「塾に毎日」じゃなくてもいい。わが家は週1からはじめました
中学受験というと、毎日のように塾に通うイメージがありますよね。でもわが家は、国立中学受験のための塾に週一で通っています。いきなり毎日詰め込むのではなく、まずは無理のないペースで、というのが理由です。
私は働いているので、平日の送り迎えを何度もこなすのは、正直むずかしい。それに、勉強がいやになってしまったら本末転倒です。だから「まずは週1で、塾の雰囲気や考える勉強に慣れること」を大事にしました。娘は今のところ、塾を「楽しい」と言って通ってくれています。これは私にとって、何よりの安心材料でした。
もちろん、志望校や子どものタイプによって必要な回数は変わります。「週1で足りるかどうか」は、各家庭・各塾で考え方がちがうので、気になる場合は塾の先生に相談してみるのがいちばん確実です。わが家にとっては、今のところこのペースが合っていました。
塾だけにしない。家庭学習はタブレット教材で「毎日少しずつ」
週1の塾だけでは、毎日の学習リズムは作れません。そこでわが家が取り入れているのが、タブレットでできる家庭学習教材です。進研ゼミのチャレンジタッチを使っていて、これなら送迎もいらず、家で毎日少しずつ取り組めます。
働く母にとって、送り迎えのいらない教材は本当にありがたい存在です。机に向かう習慣も、こうした毎日のひと区切りから少しずつ育っていくように感じます。英語は、以前はオンラインのkimini英会話を続けていましたが、今は塾の勉強を優先して、いったんお休みしています。あれもこれもと欲張らず、今いちばん大事なことに絞る——働きながらの準備では、この「引き算」も大切だと感じています。
つまり今のわが家の形は、「週1の塾」+「毎日の家庭学習(タブレット)」が中心です。以前は英会話も加えていましたが、時期によって優先するものを入れ替えながら進めてきました。塾に全部おまかせするのでも、塾なしで全部家庭でやるのでもなく、その真ん中。働きながらでも続けられる形を、手探りで選んできました。
国立は「詰め込み」より「考える力」。だから慌てすぎなくていい
わが家が国立を選んだ理由はこちらの記事に書きましたが、国立の中高一貫校は、私立のように先取りでどんどん難しい問題を解くタイプとは、少し性質がちがいます。自分の考えを自分の言葉で書いたり、伝えたりする力が問われる場面が多いのです。
だからわが家では、たくさんの量を詰め込むことよりも、「いろんなことを経験して、自分で考える」時間を大切にしてきました。娘にさせてきたいろんな経験も、すべて遠回りではなく、考える土台になっていると感じます。塾の勉強も、そういう「考える系」の内容なので、娘も楽しめているのかもしれません。
志望校のタイプによって、必要な勉強の量も中身も変わります。「我が家の子に、どんな準備が合っているか」は、塾の先生や学校の説明会で確かめながら決めていくのが安心です。
塾選びで、私が見ていたポイント
これから塾を探す方に向けて、わが家が塾を選ぶときに見ていたポイントを、チェックリストにまとめてみます。「毎日通えないと無理」と思い込まなくて大丈夫です。
- 通塾の回数や時間が、家庭の生活リズムに合うか(週1から始められる塾もあります)
- 送迎の負担はどのくらいか(送迎なしで通えるか、オンライン対応があるか)
- 志望するタイプの学校に対応しているか(国立・公立中高一貫の「考える力」型に強いか)
- 子ども自身が「楽しい」と思えそうか(体験授業で表情を見るのがいちばん)
- 家庭学習との両立がしやすいか(宿題の量が生活を圧迫しないか)
いちばん大切にしたいのは、最後の「子どもが楽しめるか」だと私は思っています。長く続ける準備だからこそ、本人が前向きでいられるかどうかが、何よりの土台になります。
家庭学習と両立させる、わたしなりのコツ
- 毎日「たくさん」ではなく「少しだけ」。タブレット教材なら短時間でも区切りがつきます。
- 送迎のいらない教材を上手に使う。働く母の時間と体力を守ることも、立派な作戦です。
- 親は「丸つけ役」より「声かけ役」。「できたね」「がんばってるね」のひと言が、続ける力になります。
親がどこまで関わるか、というテーマはこちらの記事でもくわしく書いています。よかったら合わせて読んでみてください。
親が中学受験を知らなくても、大丈夫でした
正直にお話しすると、私自身は中学受験を経験せずに育ちました。だから最初は、「塾はどう選ぶの?」「家でどんな勉強をさせればいいの?」と、わからないことばかり。きっと今これを読んでくださっている方の中にも、同じ不安を抱えている方がいると思います。
でも、やってみてわかったのは、親が経験者でなくても大丈夫だということでした。塾の先生に相談すれば、進め方の道しるべをもらえます。家庭学習は、タブレット教材が一日の流れを作ってくれます。親が全部を教える必要はなくて、「環境を整えて、となりで見守る」ことができれば、それで十分だと感じています。
知らないからこそ、私は娘と一緒に一から学ぶ気持ちで向き合えました。わからないことは、親子で調べる。それもまた、いい時間になっています。経験がないことは、決してハンデではありませんでした。
はじめの一歩は「体験」から。無理なく始めて大丈夫
中学受験の準備は、いきなり完璧な形を作る必要はありません。わが家も、週1の塾から、家庭学習から、少しずつ形を整えてきました。これから始める方は、まず塾の体験授業に行ってみたり、タブレット教材の資料を取り寄せて、お子さんに合いそうか見てみるところからで十分だと思います。
「働いているから」「シングルだから」と、はじめからあきらめなくて大丈夫。送迎のいらない教材やオンラインをうまく組み合わせれば、無理のない形はきっと見つかります。わが家もまだ準備の途中です。完璧じゃなくていい、その家庭に合ったペースで一歩ずつ。それが、長く続けられる準備の形だと思っています。
※受験の制度や塾のしくみは、学校や年度によって変わります。最新の情報は、志望校の募集要項や説明会、塾の先生に直接ご確認ください。


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